今夜、ロマンス劇場で | 一生のうち、何度も何度も観たい映画
監督:武内英樹 | 2018年
試写会に行って、そのあと劇場にも観に行った。はじまりから終わりまで、一秒も余すことなくすべて好き。
2019年6月現在、プライムビデオで配信されてるんだから、そりゃあもう、時間があればリピートしている。しぬ間際に映画が見れたらこれにする。
あらすじ:映画監督を夢見る健司(坂口健太郎)とモノクロ映画の中のお姫様・美雪(綾瀬はるか)のお話。ある日、映画の中の美雪がスクリーンから飛び出してくる。
- 映画愛がちりばめられている。
- 美しくて切なくてあったかいおとぎ話。
- 名作映画へのオマージュ。昭和のレトロ感。衣装。何ひとつ見逃せない。
- そして何より、綾瀬はるかは本当に可愛くて美しい。
- ボコスカ殴るの。綾瀬はるかが。色んな人を。お転婆姫。似合うんだこれが。
- 殴る女をこんなに可愛いと思うのはあとにも先にもこれだけだろな。
- 本田翼も最高に可愛い。目が幸せな映画
※ネタバレはありません。
はじまって10秒で「これはすごい映画に違いない。」と震えた。
私はあまり映画の良し悪しに敏感ではない。読み取る能力も長けていないので、わかりやすいハッピーエンドが好きだし、まわりくどい進行が苦手。開始10秒で引き込まれる映画と出会うなんて。はじまりから、映画愛が溢れている。それが刺さったのかもしれないなぁって。
私は綾瀬はるか贔屓なので、彼女が出ているだけでよかったと評価することは多い。けど。そういうことを抜きにしてもよかった、よかった……。坂口健太郎、好きだ、素敵だ。とは思っていたけど、私が今まで見てきたなかで最高の坂口健太郎だった。
「こりゃご都合主義やがな! 」というポイントはいくつかある。けど、それが良い。それで良いのだ。この映画には、醜いものがひとつもない。全部美しく描かれたファンタジー。どんでん返しや先の読めないストーリーを望む人にとっては退屈だと思う。(私はそういう人とは映画をみたくないな)
ロマンス劇場という名前、たまらなく痺れる。
ラストは人生を考えさせられるな。「結婚しなきゃ」「子供がいないと」「孤独で死にたくない」しがらみも多い現代だけど、自分が決めた幸せならそれでいいんだ。
この映画の素晴らしさは、私の知ってる言葉じゃ伝えきれない。意気揚々と映画ブログをはじめてみたけど、あまりにも感情を表現する能力に乏しくて絶望してる。映画が好きな人、まぁ普通に映画が好きな人、心に残ってる映画がある人は、胸が熱くなるはずなんだ!私にとって、一生心に残る映画になりました。何度も何度もみるよ、これからも。
わたくし、本田翼も大っっっ好きなので、最高の出演陣でした。